20代、仕事で悩んだ時におすすめの本

Shibuya

20代は、人生で最も苦悩に満ちていたかもしれません。大学を卒業して、社会人になって、同時に「会社の人」になりました。いわゆるサラリーマンてやつです。

サラリーマンは固定報酬(給料)をもらえます。でも、代わりに1日の約3分の1にあたる9時間程度は会社に居なければならなかったり、リモートであってもPCの前に座っていなければなりません。

晴れた日に、空は青いのに、風はとっても気持ちいいのに、小さな部屋の中でじっと座って画面を見ているなんて、これ刑務所にいるのと同じなんじゃないの?と思ったことは数知れず。でも一方でこれでお金を稼いでいるのだから、まあ仕方ないかの繰り返し思考が何往復かしたならば、ぜひこの本を読んでみてください。

  1. 我慢して生きるほど人生は長くない

    心療内科医の先生が書いた本です。「他人のリクエストを断れないのは、境界線を曖昧にしているからだ」と気がついたのはこの本のおかげです。

会社、職場の人間関係は、人生のあり方を左右する

我慢して生きるほど人生は長くない (鈴木裕介)

20代であれば、今後の人生が果てしなく長く感じるかも知れません。

その果てしなく長い時間を楽しく過ごすか、辛い時間として過ごすかは、少なくとも、あなたにしか、それは決めることができないのです。誰か他の人に決めてもらうわけにはいかない。

しかし、職場の人間関係がある限り、働く環境は変化するものだし、自分だけで完結しているわけでもありません。時には、とてつもなく辛く、起きるのが嫌な朝がやってくることもあります。

そんな時、自分を責めてしまうのは早合点です。会社の目的は利益追求にありますが、個人の人生の目的は利益追求の道具になることではないからです。

心療内科医の先生の立場からみた、現代人の抱える悩みを一緒に俯瞰してみると、もっと楽に考えることができ、社会人=サラリーマンだけではない選択肢も考えられるようになりました。


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